田中たかあきのブログ

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文系の博士課程に行くのはやめたほうがいい!?

文系の博士課程に進むのはやめたほうがいい!?

ネコ「悪いことは言わない、やめておけ。たかが博士号という紙切れ一枚を手に入れるために、一生非正規になる危険をとる価値はない」

 

「理系の場合は博士号とっても就職あるからいいですよね」

 

ネコ「確かに、理系の場合は引く手あまただから、博士課程に行くのは全然アリだ。というか、むしろ行くべきだと思う。

でも、文系で博士課程に行くというのは、これはもう、本当にヤバい」

 

「ルビコン川を渡っちゃう感じですよね」

 

ネコ「そう、教授職のポストは近年ますます減少している。

理系ならまだしも、文系で博士課程に行くなんてのはもはや自殺行為だ。

ルビコン川を渡ってしまうクレイジーな行為だ。」

 

「それさっき私が言ったやつです」

 

ネコ「ホームレスになってもいいという覚悟が必要だと思う。

例えば私が学生のころ指導教官が言っていたのは、ホームレスになるかもしれないと覚悟していたと言っていた。

それくらい、教授になるのは確率が低い蒸す香椎ことなんだよ」

 

「学生のころって、あんたネコじゃないですか」

 

ネコ「大学教員になるのは、いわばイスとりゲームだ。

少ないパイをみんなで奪い合う。

電車の席の奪い合いと同じで、一斉にみんなが空いた席に座ろうとする。

そして、一度座ったらじーっとして眠りこむのだ。

座れなかった連中は、次に席が空くのを目をギラギラさせながら血走った目で探す。

そして空いた瞬間にワーッと殺到するのだ」

 

「イス取りゲーム・・・大変そうですねえ」

 

ネコ「ポストが空くのはたまにしかない。

にもかかわらず、応募者は殺到するのだ。倍率も異常な高さだ。

 そもそも、公募は最初から出来レースになっている可能性も考えられる。

だからコネは重要なんだ。

コネがないやつは死亡かもしれないんだ」

 

「もはや営業ですね」

 

ネコ「そうだ、まさに営業活動だよ、教授職を得るためにも営業活動が必要なんだ。

 勝つことが全てだ。勝たなければ、非正規で一生貧乏になる可能性が極めて高い。

非常勤講師は安い給料で、しかもいつまで働けるかもわからない不安定なものだ。

結婚も難しくなる」

 

「生活が苦しいのはもちろん嫌ですし、結婚したくてもしにくくなる、というのは辛いですね」

 

ネコ「ポスドクが増えすぎて就職できない人が話題となったポスドク問題を見て、それでも博士課程に進学したいなら、腹を決めるしかない。

何の役にも立たない専門知識を身に着けても、社会にとっては無駄に年をとったオッサンにすぎない。

仕事のできないオッサンに高い給料など払わないのが普通だ」

 

「そんな悲しいこと言わないでくださいよ」

 

ネコ「貧乏になりたくないなら、文系の博士号をとるより、早く就職活動をしたほうがいい。

絶対に自分は教授になれるという自信があるなら、博士課程に進めばいいと思うが」

 

「なんとなく就職したくないから、文系の博士糧に進むのは危険ということですね」

 

ネコ「そう。まあでも最終的には自己責任だ。好きなほうを選べばいいとは思うよ」

 

「まあそうですね、好きな生き方を選ぶのが一番ですからね」