幻聴は悪口しか聞こえない
幻聴が聞こえる人の話を調べていて思うのだが、なぜ幻聴は悪口しか聞こえないのだろう。
例えば、「こいつ本当に女たらしだな」とか「どうしようもないクズですね」といったように、自分を馬鹿にするようなマイナス発言した聞こえないことが多いそうなのだ。
幻聴は、ネガティブワードが聞こえる割合が非常に高いのである。
しかし、どうせならもっとポジティブなワードが聞こえてきてもいいはずだ。
例えば「かっこいい」とか「頭いい」とか「モテそう」とか「最高です」とか、もっと嬉しくなるような声が聞こえてもいいものだ。
美女からたくさん褒められる声が聞こえてくればたとえ幻聴でもうれしい気分になるのに。
なぜ幻聴は悪口しか聞こえないのか?
嫌がらせなのか?
私が思うに、無意識の劣等感が幻聴として聞こえてくるのではないか、という仮説を考えている。
抑圧された欲求不満や劣等感が、病気になったとき吹き出してくるのだ。
ちなみに、幻覚も、自分が恐れている動物とか怖いものが見えたりすることが多いそうなので、ネガティブなものを知覚するという点では幻聴と似ている。
どうせなら超絶の美女が見えてもいいものだろう。
ただ、幻覚の場合、漫画とかでは割と人をいい気分にさせる幻覚も出てくるから、幻聴よりはポジティブなものが出てきやすいのかもしれない。
実際の現実でどうなのかは知らないが。
もし現実でも、幻覚は幻聴と違ってポジティブなものも見えるなら、嫌なことしか聞こえない幻聴との違いの原因が興味深い。
とにかく、幻聴は基本的に悪口とか嫌な気分になることしか聞こえないことが多いそうなので、非常に迷惑な話である。
思いっきりほめられる幻聴ならまだ救いがあるのに。
幻聴の神様はイジワルだ。