田中たかあきのブログ

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ニーズとウォンツを区別して市場とイノベーションを再定義する

ニッチより大きい市場を狙うメリット

最近思うのは、小さい市場でビジネスをすると、売り上げや利益額が少ないということです。ニッチ市場よりマス市場を狙うべきだと。

何百億、何千億という利益をたたき出すには、市場規模が大きいほうが有利だと思います。

例えば、ウォルマートとかトヨタとかフェイスブックなどは毎年何千億と利益を出す会社ですが、彼らは大きい市場でビジネスをしています。

 

だから、大きい利益を狙うなら、ニッチのような小さい市場を狙うのは不利だし、今後伸びない市場を選ぶのもあまり有利とは言えないかもしれません。

 

ちなみにソフトバンクの孫正義さんも、ニッチを選んではいけないと言っています。

これから伸びる市場、時代の潮流になるメインストリームの市場、大きい市場を選んでビジネスをしたほうがよい、と彼は言います。

 

私も最近これを強く意識していて、大きい市場、時代の潮流になるであろう市場は何か考えています。

 

じゃあ何があるんだろと考えてみると、例えば医療や介護は大きい市場だし、これからも大きくなりそうです。

なぜなら、世界中で平均寿命が上がり、長生きする人が増えた結果、高齢化社会になっているからです。

 

他にも、人工知能などのIT分野はこれからも伸びそう。

 

でも、これらの分野から具体的にどんな商品サービスを作ればいいのか考えると、とたんにわからなくなります。

思いつきません、アイディアの重要性をヒシヒシと感じています。

 

よいアイディアを思いつくために、ニーズとウォンツという観点から考えてみたいと思います。

 

ニーズとウォンツで市場を再定義する

 ニーズとは、人々の欲望(目的)だと定義しましょう。

ウォンツとは、その欲望(目的)を達成するための手段だと定義しましょう。

 

目的がニーズ、手段がウォンツです。

 

この観点から市場という概念を考えてみます。

市場規模が大きいかどうか、と問いを考える前に、「市場」とは、ニーズのことを指すのか、ウォンツのことを指すのか、区別する必要があります。

 

なぜなら、ニーズ(欲望、目的)はあるけれども、それを達成するための手段=ウォンツが存在しないかもしれないからです。

 

いくらニーズが強くても、それを解決する手段、方法を人々が欲しいと思わなければ、商品は売れません。

 

ニーズの市場規模は大きくても、ウォンツの市場規模が小さかったら、商品は売れないかもしれない、と私は考えます。

 

だから、「市場規模が大きい」と言うとき、その市場とはニーズのことなのか、ウォンツのことなのか、なるべく明確にしたほうが、現実を正確に把握できます。

 

ニーズとウォンツを知り、イノベーションを起こす

アップルみたいに、イノベーションを起こすなら、2つのことが大事かもしれないと私は考えます。

 

1つは、時代のニーズを捉えること。つまり、時代の潮流となる人々の欲望=目的を知ることです。

要するに、多数派(マジョリティ)=大衆の欲望を知るということです。

なぜなら、時代のニーズに答える商品を作れば売れるだろうからです。

 

2つめに、人々のニーズに対して新しい解決方法=ウォンツを提案することです。

なぜなら、いくらニーズがわかっていても、それを解決する手段が無ければ、お客さんは商品を買わないからです。

目的を達成するための、素晴らしい解決方法を提案できれば、ウォンツ市場を作り出しイノベーションを起こすことができます。

 

で、具体的にどんなアイディアがあるの?

「はいはい、わかったよ。で、田中さん、したり顔で偉そうにしゃべってますけど、具体的にどんなアイディアがあるんですか?」

そう思ったかもしれません。

 

恥ずかしながら、具体的なアイディアを今考えていますが、あまり思いつきません。

思いつかないから、こうして自分の考えをまとめて整理しているのです。

 

しかし、「伸びる市場」とか「大きい市場を狙う」ということの意味を、より明確に再定義できました。

市場とは2つあり、ニーズとウォンツがある。

 

時代の潮流となるニーズを狙うのか、ウォンツを狙うのか。

それらの区別をすることで、アイディアも生まれやすい気がするのです。